一度は行ってみたいシチリア ータオルミーナの見どころー
一度は行ってみたいシチリア ータオルミーナー
地中海に浮かぶ島、シチリア。一度は行ってみたい!と憧れる人も多いのではないでしょうか。でもイタリアからさらに飛行機で、となるとなかなか行きにくいもの。シチリアと一口に言っても、なかなか広いこの島は地域によって雰囲気もだいぶ違います。
今回は、2017年のG7サミット地にもなったタオルミーナをご紹介します。
タオルミーナはシチリアの中でもリゾート観光地として特に有名な場所です。
タオルミーナ映画祭や、2017年のG7サミットでその名前を知った人も多いのではないでしょうか。また、グランブルーのロケ地としても有名ですね。タオルミーナはとにかく綺麗!街も綺麗だし、海も綺麗だし、高い所からの景色もとても素敵です。高級リゾート地のイメージが強く、行きにくいと思うかもしれませんが、そんなことはありません。工夫をすればお金がなくても楽しめること間違いなし!
行ったら必ず訪れた方が良い場所を幾つかご紹介します。
ギリシャ劇場
タオルミーナの定番と言っても良いかもしれません。
とにかくここからの景色は圧巻です。紀元前3世紀頃に作られたこの劇場は、現在でもコンサートやオペラなどが上映されています。毎年6月頃に行われる映画祭では、映画の特別上映も行われています。夜はライトアップもされ、見応え十分な場所です。
ウンベルト1世通り (Corso Umberto)
この通りにはお土産やさんなどのお店が多く並ぶメインストリートです。
中心には教会があり、反対側からは海が一望できます。
夜は街がライトアップされていて、その眺めもまた美しいものです。
泊まる所
高級リゾート地だけあって、ホテルはなかなかの料金です。
ホテルではなく、アパートのような場所を借りるのがコツ。ホテルと比べると格段に安く泊まれますよ。高級リゾート地だけあって、アパートもみんなおしゃれでかわいいです。通りは賑やかなところから一本中に入っているので静かでローカルな雰囲気があって、ちょっとだけ住んでいる気分も味わえます。
実際に泊まったところ↓ 一泊1人1万円程度で泊まれます。
海へ行こう!
タオルミーナの街は、丘の上にあります。街の中心部から海へはケーブルカーを使って下っていきます。ケーブルカーからの景色もとても素晴らしく、片道3ユーロ、数分で着いてしまうので気軽に乗れます。ビーチは有料ゾーンと無料ゾーンに分かれていますが、無料ゾーンでも十分楽しめます。(貴重品には十分に気をつけて下さい)
Madonna della Rocca church
タオルミナのメインストリートから丘を登ること30分、丘の上のタオルミーナを見下ろせる場所にこの教会はあります。岩の中にあり、中に入ると独特の雰囲気があります。お散歩がてら行ってみることをお勧めします。
いかがでしたか?
タオルミーナは丘の上の絶景からビーチまで、見どころが満載です。
シチリアに行くなら是非おすすめします。
家で本格エスプレッソを飲もう ーモカマシーン Moka Express 入れ方編ー
イタリアでコーヒーといえばエスプレッソ。お家で簡単にエスプレッソを入れることができるモカマシーン。イタリアのどの家庭にも少なくとも一台はあります。日本でも最近は購入することができるようになりました。これさえあれば、お店に行かなくても美味しいエスプレッソを気軽に楽しむことができます!
前回のブログで、買い方をご紹介しましたが↓
今回はいよいよ美味しい入れ方です。
一度聞いてしまえば簡単で、毎日飲むのも大変ではありません!
基本的には、
- 水を入れる
- エスプレッソの粉を入れる
- 火にかける
以上です。もしかしたらドリップコーヒーより簡単かもしれませんね。
ではいくつかコツをご紹介します。
買ったモカマシーンが届いたら
すぐ入れて飲むぞーっ!と言いたいところですが、ここで一手間。新品のモカマシーンを一度湯通しならぬ、エスプレッソ通しをします。
もったいない!と思うかもしれませんが、一番最初に作ったエスプレッソは捨てましょう。モカマシーンは、使い込めば使い込むほどいい味が出て、味もどんどん美味しくなります。なのでこの作業は実はとても大事。
しばらくしまってあって、久しぶりに使うときも同じです。マシーンにエスプレッソの香りを思い出してもらうように、一度作って捨てます。
捨ててしまう一杯なので、エスプレッソの粉も、安いものや少し古いものでも大丈夫です。
では早速モカマシーンの使い方です。
お水を入れる
うちは水道水をブリタで濾過したものを使っていますが、水道水そのままでも問題ないでしょう。入れる目安は、この内側の出っ張りが水で埋まるか埋まらないかくらいのところ!これ以上入れると溢れてしまうし、これ以上少ないと足りません!
粉を入れる
うちでは豆で購入して、入れる直前にひいていますが、もともと粉のものを購入しても良いと思います。豆のブランドはお好みですが、うちでは普段はイリーを使っています。
イリー/illy エスプレッソ【豆・ビーンズ】ダークロースト 250g【b_2sp0704】【駅伝_東_北_甲】【gourmet0425】 価格:1,399円 |
イタリアのスーパーに行くと、選べないほどの種類があります。行く機会があれば、日本では見かけない種類を買ってみるのも楽しいですね。
粉を入れるコツは、とにかくフワッと、潰さないこと!!よくお店のカフェなどでは粉を入れたらギュッギュッと圧をかけていますが、こちらのモカマシーンではNGです。ふわっとこんもり入れます。やってるうちに量のコツはつかめるでしょう。山を作るように入れるのですが、上の部分を取り付けても溢れない程度です。この量で味決まっちゃいます。
火にかける
粉を入れたらあとは上の部分を取り付けて、火にかけます。この時、マシーンの周りについてしまった粉や、水滴は拭きましょう。そして、ぎゅっときつめに締めること。この締めが弱いと、横から蒸気と粉が漏れ出してしまいます。私も何度かやってしまいました。。火にかけるときはミニ五徳のセットを忘れずに!そして火は、最初から最後まで、ごく弱火です!!これも絶対。急いでてもです。味に影響するだけでなく、手持ちの部分が熱で溶けてしまうからです。日本のコンロは大きいだけに弱火でも火が大きく、私も肢の部分を少し溶かしてしまったことがあります。。
なのでとにかくごく弱火です。
火を止める
このタイミングがまたポイントです。
最初は無音だったモカマシーンも、ちょっとずつ出来上がって、ボコ
ボコと音を立てます。このボコボコボコッという音がマックスになったところで火を止めます。心配だったら、蓋を開けて中の様子をチラッと見ても大丈夫。そのまま1分ほど置いておくと、余熱で最後の一滴までじわりと出てきますので、少しおさまるまで待ちましょう。
カップに注ぐ
さあ、いよいよ飲みましょう!
入れるときは、一度蓋をそっと開けて、スプーンでかき混ぜて、濃い部分と薄い部分が均一になるようにします。だいたいエスプレッソ用のカップの八分目くらいまでに入れると、人数分ぴったりに入ります。砂糖は好みですが、濃いエスプレッソには砂糖多目が合う!小さじ山盛り1・5くらい私は入れます。
一緒にビスケットをソーサーに乗せて、飲むときにビスケットを浸しながら食べるのがイタリア流。是非お試しあれ!
お手入れ
購入編でもお伝えしましたが、モカマシーンは大事に使えば一生もの、そして使い込めば使い込むほど美味しくなるので、お手入れも大事。お手入れと言っても、決して難しいことはなく、基本的なことをしっかり守れば長く使えるでしょう。
1、洗剤を使わない
飲み終わったモカマシーンは、お湯、またはお水で洗います。洗剤はモカが覚えたエスプレッソの味を帳消しにしてしまうのだそう。洗剤を使わずに、丁寧に洗いましょう。
どうしても汚れが気になる時は、洗剤で洗っても構いませんが、次に使う時は必ず一回作って捨てて(エスプレッソ通し)をしてくださいね。
2、よく乾かす
特にお水を入れる下のパーツは乾きにくいです。完全に乾かさないとカビの原因にもなるので、お気をつけください。うちでは、保存するときには分解したままにしておきます。
3、メンテナンス
さすがのモカマシーンも毎日使っていると、いろいろと劣化してきます。ビアレッティのモカマシーンは、ゴムのパーツや手持ちのパーツなど、買い替えや付け替えが可能です。これも長く使うためのコツですね。古くなってきたなーと気になるパーツがあれば、取り替えましょう。特に接続部分のゴムは取り替えないと、きちんと閉まらなくなってきます。部分ごとに取り替えて行けば、長持ちするし、愛着もさらに増しますよ。
ビアレッティ モカエキスプレス部品 2カップ用 パッキン フィルターセット 価格:756円 |
いかがでしたか?
これでエスプレッソのある毎日が簡単にお家でできます。朝の忙しい時間も、ポコポコと湧き上がるエスプレッソの音と香りで癒されます。モカマシーン一つで作れてしまうので、コンロがあればハイキングやピクニックでもその場で簡単に入れることが出来ますよ!是非試してみてください。
家で本格エスプレッソを飲もう ーモカマシーンMoka Express 購入編ー
家で本格エスプレッソを飲もう
イタリアでコーヒーといえばエスプレッソ。近所のカフェで飲む一杯も美味しいけど、やっぱりお家でものみたいものです。ビアレッティのモカマシーンは、一家に1台、いや2台も3台もあるイタリア人の必須アイテム。これさえあれば家でも簡単に美味しいエスプレッソが飲めるんです。
もちろん我が家にも1台あります♪ちなみにイタリアでは日本で一番定番のドリップコーヒーが一般的ではなく、エスプレッソが基本。(イタリアのカフェ文化はまた別の記事で紹介したいと思います。)日本ではまだまだ美味しいエスプレッソ飲めるところが少ないのですが、自分の家で飲めれば一番良いですよね。
日本でも最近は雑貨屋さんなどで見かけるようになりましたが、どんなのを買ったらいいのか?大きさは?どうやって使うの?となかなかまだ未知の道具なようなので、選び方から使い方まで紹介します!今回はまず選び方まで。
入れ方編はこちらからどうぞ↓
そもそもモカって何!?
この道具の呼び名、いろいろあります。Moka(モカ)、モカマシーン、マキネッタなど。
我が家ではモカマシーン呼んでいます。お店で入れる本格エスプレッソとはまた少し違い、もっと飲みやすく朝などにはぴったりです。もちろん牛乳と合わせてカフェオレも作れるし、コツさえ掴んでしまえばとても便利なのです!
その仕組みとは!?
下の部分に入れたお水が沸騰することで蒸気が上がり、その蒸気がエスプレッソの粉を抜けて上がる事で出来上がります。ふつふつと湧き上がるエスプレッソ音も香りも、モカならでは。単純な仕組みなようで、火にかけるとコトコト音がなり、何とも不思議だなぁ毎回思うのです。
選び方
イタリアに行くと本当にいろーんなサイズがあって、どれを選んで良いのか迷ってしまいます。日本ではまだ輸入されている種類が少ないようですが、これから増えてきそうですね。もしイタリア行くチャンスがあれば、その時に買って帰る一番です!何故なら安いから!!
ポイントは、お土産やさんではなく、スーパーや日用品を売っているところで買う事。その方が安い事が多いです。いろんなブランドが出していますが、やはりモカマシーンといえばビアレッティのMoka Express!このロゴが目印です↓
そもそもこの道具を発明したのが、このビアレッティなのです。イタリアに行ってもやはりこのブランドが一番目に付きます。間違いないでしょう!その他のブランドでももちろん良いのですが、やはりイタリア製にはこだわりたいところ。職人の国でもあるイタリアは物作りもとても丁寧で、このモカマシーンもとても丈夫。丁寧に使えば一生ものです。モカマシーンは使い込めば使い込むほど美味しくなるもの。中国産の安いものも出ていますが、ここはきちんとイタリア製こだわる事お勧めします。
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サイズ展開はなんと1人用から50人用まで!?
選べないー!と思ってしまいますが、まずは自分の家で飲む人数分ものを買いましょう。最初にも書きましたが、イタリアでは何台もいろんなサイズ持っている人いるので、後から違うサイズ買い足すのも一つです。我が家では主人と私の2人が飲むので2人用使っていますが、私だけ飲むこともあるので1人用も欲しいなあ思っているところです。2人用で1人分だけ入れられないの?思うかもしれませんが、それは御法度!!2人分ならその分量で美味しく入れられるように作られているので、用量は守りましょう。例えば友人が来た時など多く入れる分には、2回分けて入れたりと工夫すれば大丈夫です。
エスプレッソ用カップ
合わせて用意したいのエスプレッソ用のカップ。エスプレッソの超基本ですが、濃く抽出したものを少量クッと飲むのがエスプレッソです。ドリップコーヒーのようにマグカップでたくさん飲めるものではありません。(どこかの日本のカフェで「エスプレッソください」と頼んでマグカップで出て来てびっくりした事があります。)なのでカップも小さめ。お家にあるカップで代用できないわけではないのですが、エスプレッソ用のカップもあると、なおさら美味しく感じられるでしょう!カップは6個セットが基本です。一個でいい!と思うかもしれませんが、セットで揃えるのもとても可愛いです。小さくてそんなにかさばるものでもないので、ここはセットで買うことをおすすめします。
価格:808円 |
ミニ五徳
これが実は意外と大事!2人用などの小さいモカマシーンは日本の五徳には小さすぎるのです。イタリアではちゃんと置けるように小さい五徳が最初から付いているので、最初は気がつかなかったのですが、日本の五徳は大きすぎて、モカマシーンが開けないのです。。
最初は魚焼く網を代わりに置いていたのですが、日が近くて持ち手が焦げる〜!
なのでこのミニ五徳、オススメです!
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さぁ、これでいよいよ準備完了!
いよいよ美味しい入れ方です!
Tutto Bella ヨーロッパ
ヨーロッパの素敵なこと全部🇮🇹
みんなが一度は憧れるヨーロッパ。
最近では航空券も安くなり、行きやすくなったとはいえ、ちょっと敷居が高いと思っている人も多いはず。もっと身近にヨーロッパを感じられるように、行った時に少しでも役に立ってもっと楽しくなるようなことを書きたいと思っています。
Tutto (全部) Bella(素晴らしい) ヨーロッパ🇮🇹
私自身10代の頃からイギリスに憧れて、社会人を経てイギリスの大学院に留学し、現地の生活で酸いも甘いも経験しました。今は小笠原に住みながら、数年に一回イタリアを拠点にヨーロッパで過ごしています。毎回訪れるたびに新しい発見があるから飽きないし、もっと好きになる。次の旅行はヨーロッパにしよう!行けなくてもヨーロッパ通に?!なれるかも!
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